触手の淫蝕に容赦は訪れない。




「はぁ…はぁ…はぁ…はぁ……――ひっ?! や…あっ…また胸を……いっ…嫌ああっ!!」


依然胴部を少女恥帯に押し付け潜したままで、触手の動きが一瞬止まる。


直後、悲鳴に持っていかれた息を荒く喘いで吸い戻すリースを、更なる変態攻めが襲った。



「あっ…あぅっ……んっ…んくぅぅぅぅっ!!」


全身がつるりと張った無特徴の触手が滑るようにリースの脇腹から魅惑の乳谷に潜り込むと左右それぞれの根元を縛り上げ、
更には乳頭付近まで数回転分絡みつきながら搾り出して、豊乳にあるまじき奇跡の椀型美乳を縄巻きされたハムのような紡錘へと変形させてしまう。


「ひぅぅぅっ…!!」


かなりきつめに絞られた乳肉はしかし、とうに淫熱でその内部を液体状に感じるまで蕩かされているせいか、まるで痛みが無い。

それどころか芯を失った乳を引き締められているようで、ある種の心地よささえ覚えてしまうほどだった。


無様な形に搾り出された乳先で乳輪ごと膨らんだニップルがトクトクと脈打って先端から甘い透明汁を滲ませ、
次なる辱めを期待するかのように疼き始める。



「あぅ…くぅぅんっ……み…見ないで……」



そんなリースの有様を揶揄するように『目』が情けない乳房へと集って凝視し、
『口』が真っ赤になった耳に嘲笑を叩き込んでくる。



「っく……、はぁ…ん……」

羞恥で再び涙を滲ませるリースだったが、
乳房に絡みつく触手がやわやわと揉み込んできただけでピンク色の電流が感情を攪拌し、喘ぎに甘い声を乗せてしまう。


びくん、と跳ねた腰が股底を自ら『舌』に擦り付けてしまい、
どうにか力を入れ直そうとしていた太腿が再び蕩けた。


完全に淫熱で蕩かされてしまったリースの肉体は、
もはや乳先をつついただけで全身脱力してしまうほどの美少女肉人形になってしまっていた。



「ふぁぁぁ…ぁっ…ぁぁぁぁ……」



半ば恍惚に緩んだ口元から涎と哀しげな善がり声が漏れ出す。



「はぁ…はぁ…はぁ…――ああっ!! はぁっ…っく…はぁ…はぁ…はぁぁぁぁんっ!! はぁ…はぁ…はぁ…ひぅぅぅっ!!!」


暫し、乳肉を弄ばれて自ら股を『舌』に擦り付けるリースの痴態を愉しんでから
触手は群れの中から選別していた触手を二本引きずり出し
ぴくんぴくんと自律脈動している乳先の恥苺へと迫らせていった。



それは…触手ならぬ触『指』とでもいうのだろうか、
先端が触手をミニサイズにしたような細い多数の触手に分かれ、
それぞれが繊細な動きを得意とすることをアピールするかのように、蟻の触覚のような動きを見せている。



既に乳責めの威力を味わい尽くさせられているリースにとって、
その部分への再侵攻は、大災害を命からがら生き延びた直後に大戦争が襲い掛かってくるような…もはや悪夢でしかない。

「ぁ…嫌……また…そんな所に……な…何を……――っん?!」

恐怖を煽るように蠢きながら迫り来る『指』に戦慄し、ふるふると力なく首で拒絶を示す。

熱気に湿った絹髪が細かな束を作って左右に揺れ、
ゆるやかに乙女の香りを匂い立たせるその様は…意識的には純然たる拒絶を示しているのだろうが、
無意識的には……或いは『期待』し、誘っているともとれる振る舞いだった。


が、どちらに取ろうと触手の興奮を煽り立てる事には変わりない。



やがて『指』の先が乳首に触れる。


「あぁっ…」


それだけでリースは目尻を哀しげ細めて涙をこぼし、濡れパンティの恥ずかしい溝に自ら『舌』をスライドさせてしまった。


「ひぃんっ…!!」


鋭めの桃色刺激が双乳首の先からそれぞれ走り、
腰の痙攣で一瞬だけ引き締まった内股が股底の恥谷を狭める。

結果、スライド中だった『舌』がぱっくりとそこに咥え込まれ、リースは切ない悲鳴を上げた。


肉厚の幼い恥唇に『舌』が挟み込まれている異物感が臍の奥をどくどくと疼かせる。


だがそれ以上にリースは注視している新手の触手の振る舞いに意識を取られていた。

新手の触手…『指』が
すっかり肥大化させられてしまった両乳首の左右端、計四箇所を噛み付くように鋭く摘み、
……まるでその中央にある乳管孔を広げようとするかのように、引っ張り始めたのである。






「?! ひぃぃぁぁぁぁぁっ?! だめっ!! だめぇっ!! そんなことしたら乳首が千切れてしまいますっ!!」


にちにちにちっと張り付いた乳管の内壁同士が剥離してゆく感触に慄いたリースは、
そこからそのまま乳房が真っ二つに裂けてしまうように感じて悲鳴を上げる。


「うあぁあぁぁぁっっ?!?! 裂けてるッ?!? 割れてるっ?!?! ひらいてるぅぅぅっ?!?!?」


尚も『指』は容赦なく乳首を左右に引っ張り、

――しかし本来ならば激痛信号の発信点となるべき恥苺は、新たなご主人様となった触手に応えるべく、
健気にその小さな孔を広げながら、元主のリースの脳へと桃色電波を叩きつけまくってきた。



「ひみぃぃぃぃっ!! なにこれっ!! なにこれっ!! いっ…嫌あああああっ!! 乳首っ!! 乳首っ!! 私の乳首ぃぃぃぃぃっ!!!!!」



リースの乳首は度重なる責めに屈服し、触手のものになってしまっていた。



……それはつまり、かつてリースの肉体であったはずのそこは、
もう彼女の如何なる意思を酌む事もなく、
ただ触手の望むがままに、姿、形、機能、感度、その全てを、可能な限り忠実に変容させてゆくということだ。


それももとより健気な気質を持つリースという少女の肉体であるから、
きっとできうる限り、愛しいほど精一杯に。



……やがて



く ぱ ぁ

と、あまりにも恥ずかしい粘膜穴を広げ晒して、乳首が甘ったるいミルクの匂いを漂わせる。



「――――――――!!!!!」



ありえない所に空気が入り込んでくる感触にリースは混乱し、もはや悲鳴さえも喉を奏でられない。


ただただその大きな瞳が容赦を懇願するように『指』を見つめるばかりで……






――しかしその中に、どこか切なげな、……破滅の瞬間を待ちわびるようなマゾヒスティックの気配が入り混じっているのを、『目』は、視た。


直後――



つぷ…にゅにゅっ……

にゅにゅる…にゅる…にゅるにゅるにゅるにゅるぼずおぉぉぉぉっ!!!!!!


「――――――――!!!!!!!!」



声にならない悲鳴と共に、仰け反らされていた細身が自ら更に仰け反って、リボンを抜けた髪が羽ばたく様に舞い散る。


完全に上を向いた喉で、声帯をひくんっ、ひくんっ、と上下させ、
『あ』の口に開いた端から涎と共に「かはっ」「かはっ」と危うげな音を立てる。


眼が完全に見開いて瞳孔を収縮させ、美しい貌に、破壊欲を充実させる壮絶な形相を作らせる。




左右に激しくぶれて定まらない視界の中、
リースは一瞬自分が何処を向いているのか解らなくなり、放心した。



「ぴ…ぁ………かはっ――はっ……」



しかし、うぞ…と乳房の中で蠢くおぞましい感触を覚えた瞬間、数度の瞬きと共に仰け反っていた首を戻し、

もはや想像も付けられないほど恐ろしい事になってしまっているであろう部分を視界に納めると……







「――ぁ……ぁ……」


想像以上の惨状に、リースは絶句した。

絡まりあって指三本分ほどの太さに達した『指』が――


「嘘…です…こんなの……」


依然左右へと引き広げられたままの、乳首の孔に……深々と、その根元に至るまで


「人…間の、身体には………」


――完全挿入されている…!!


「ぁ…あは……あは…は……」


現実を疑うように顔が凍りつき、
ややもすれば冗談でも聞かされたかのように口元が笑んだような形に引き攣る。


きっと青ざめているのだろうが、感情以上に激しく全身を巡る桃色電流が血行を加速させ、
肉体共々、その顔は額まで熱色に上気していた。


「嫌ぁ…ぁぁぁ……」


新たな涙が、つう…と頬を伝い落ち、
顎から、張り出された乳山へ。

そこから滑って、もはや乳首とは呼べない形へと押し広げられてしまった乳孔をほのかに潤した。






   

 

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